アソビ・セクス(Asobi Seksu)を振り返る シューゲイザーからフォーキーなサウンドの変遷

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轟音、一瞬の静寂、繊細な歌詞……。アソビ・セクス(Asobi Seksu)は、Yuki Chikudate(vocals、organ、synths、bells)と、James Hanna(guitars、bass、vocals)からなるユニット。

落ち着いたフォーキーなサウンドから、リビドー全開、エロスの塊となった女性のおっそろしい世界に至るまで、ドリーミーなサウンドを展開してきた彼彼女たち。アソビ・セクスの世界は多彩で魅力的だ。だけど、最近、あまり活動の話を聞かないと思ったら……。2013年10月1日頃にFacebookの公式ページで、活動停止を発表していたようだ。理由は明らかにされていない。

シューゲイザーからの変遷

Yuki Chikudateさんのボーカルは、オノ・ヨーコの不思議な声質に似ている気もする。浮遊感、明るさ、不安定さ……どれもがドリームポップぽくもあり、大人の女性的であり…。どれもが魅力的。

サウンドには、アルバム「Rewolf」(2009)で示したフォーキーなサウンドもあり、破壊的なディストーションサウンドだけでくくれない彩りがある。「Rewolf」は、オススメできる名盤だと思う。

「Walk on the Moon」だったり、「Breathe Into Glass」だったり、どれもが珠玉だ。

エレクトリカの名手であるUlrich Schnaussも、リミックスした作品を2010年頃に発表している。

Ulrich Schnaussがリミックスをすると、オリジナル以上に浮遊感とハッピーさが加わるような気もします。
2004年に発表されたアルバム「Asobi Seksu」を振り返ると、シューゲイザーと呼ぶに相応しい荒削りなサウンドが印象的。

アソビ・セクスの魅力

良い音楽は、イマジネーションをかき立てるものであって、演奏が上手だったら良いものじゃないと私は思う。アソビ・セクスの音楽には、どこかしら心の底に眠っていた何かを思い起こさせるものがある。若い日の母の姿だったりもする。これは私の個人的な音楽体験の話に過ぎないな。

激しさや荒削りのなかに、繊細で豊穣な世界を体験させてくれたのが、アソビ・セクスの音楽の魅力だったのかもしれない。

【参考】

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%BD%E3%83%93%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%82%AF%E3%82%B92013年12月9日閲覧。
※amass.jp「アソビ・セクス(Asobi Seksu)、活動休止を発表」
http://amass.jp/290202013年12月9日閲覧。
https://www.facebook.com/asobiseksu2013年12月9日閲覧。
http://amass.jp/29020