E-BOW ロバート・フィリップのように持続音のあるギターを弾く

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E-BOW PLUS E-BOW イーボウ

エレクトリックギターでのバイオリン奏法のいろいろ

弦楽器の弦をはじくと、だんたんと音が小さくなっていくものです。
音を小さくしない方法は、いろいろと試みられており、代表的なものはバイオリンでしょう。
バイオリンのように、エレクトリックギターの音を長く持続させる試みは、さまざまなアーティストたちで試みられています。

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ジミ・ヘンドリックスのフィードバック奏法。レッドツェッペリンのジミー・ペイジや、シガーロスのヨンシー・ビルギッソンのように、弓を使ったボウイング奏法であったり。レディオヘッドが”How To Disappear Completely”で聴かせてくれた深いディレイを使った奏法。元10CCのゴドレー&クレイムが開発したギターアタッチメントのギズモであるとか…。
それぞれに魅力的な味わいと、欠点があります。

それぞれの欠点

それぞれの味わいと欠点として、フィードバック奏法はその荒れ狂うような迫力ですが、巨大なアンプと大音量が必要。集合住宅で練習することは難しいでしょう。弓をつかったボウイング奏法はシンセサイザーとは違った空間を表現できますが、細やかな演奏が難しい(一弦と六弦がメインになってしまうし、弓や弦に松ヤニを塗る必要もある)。ギズモにいたっては売っているところを観たことがない…。

E-BOWはバイオリン奏法の道具の一つ

E-BOWもバイオリン奏法の道具です。基本的に、E-BOWはブラックボックスなので、どのような仕様なのか、私は分かりません。おそらくは、9Vの電池を使った電磁石なのでしょう。
100点とは言いがたいものの、そこそこの活躍をしてくれます。100点ではない理由は、故障が多いことですし、先ほど指摘したようにブラックボックスなので(そう! まるでiPhoneのように!)、原則として自分で修理ができません。さらに言えば、演奏している時のスタイルが、動きに満ちた演出ができなので、そんなに格好いいものではないことも挙げられましょう。
それらを差し引けば、相当に実用的な道具でありましょう。
たとえば、デビット・ボウイの「David Bowie – Heroes (live)」のギターソロでも、確認ができます。とても格好いいです。

私もためしに使ってみた!!

筆者も試しに、E-BOWを使って演奏してみました。直感的に操作ができるので、なかなか面白いです。

“2012年8月9日”作曲演奏:木村邦彦

E-BOWの魅力…たとえば“Roger Eno with Kate St.John – days of delay”


E-BOWを使うと、聞き慣れたエレクトリックギターの音とは、やや違っています。アイデア次第で可能性を広がる、ひとつのツールとはなりましょう。筆者は、RodgerEnoの元DreamAcademyのKate St.Johnによるdays of delayを聴いて、E-BOWの魅力にはまりました。

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木村邦彦

メディア関連で編集制作、ライターなどしています。(さらに詳しい自己紹介