【日帰り温泉レポ】「志楽の湯」は住宅地の秘湯・橫浜の矢向にあり

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「志楽の湯」の食事

「志楽の湯」の食事

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住宅地の秘湯「志楽の湯」

のびのびできる室内浴場とサウナ、木々のなかの露天風呂。語らいスペースあり、菜食料理あり、そば処あり、整体サービスあり。いたれりつくせりの「おもてなし」が、JR南武線矢向駅近くの閑静な住宅街にあります。「縄文天然温泉 志楽の湯」(しらくのゆ)です。

志楽の湯ののぼりがめじるし

志楽の湯ののぼりがめじるし

この温泉を知ったのは数年前で、きっかけは妻のネット検索でした。とても気に入ってしまい、年に数回通っています。秋の連休も夫婦で訪れました。

横浜市の矢向は、昭和を感じさせる古風な団地もあれば、最新の高層マンションもならび建つ住宅地です。公園からは、遊ぶ子どもたちの声が響きます。駅から数分歩くと小さな雑木林があり、秘湯にいたる小道を通ります。

矢向の住宅街にぽっかりと雑木林がある

矢向の住宅街にぽっかりと雑木林がある

建物は古民家を模した造りです。銭湯と同じように受付で入館料を支払い、入浴します(平日880円/土日祝日1,030円)。この日は館内着やタオルも借りました(館内着210円、フェイスタオル110円)。追加料金で食事や整体も可能です。

畳の間で菜食ごはん

菜食ごはん(マクロビオティック)も楽しめるスペースは畳の間で、語らい処を兼ねています。お風呂の前に、昼ごはんをいただきました。注文したのは「元氣プレートB」「季節のカレー」「セットデザート」「北海道ミルクソフト」。2人分で合計2200円。

健康的な菜食料理

健康的な菜食料理

イグサ、ヒノキと思われる木造建材、蚊取り線香が周囲に香り、コオロギの鳴き声も聞こえてきました。田舎の知り合いを訪れた気分でなごみます。足を放り出し、豪快にくつろぐ男性客も見えます。油断しきった姿は、まるで親戚のオジサンです。

田舎町のお屋敷にきた気分

田舎町のお屋敷にきた気分

何もしないぜいたくな時間

湯場は離れにあり、館内より屋根つきの廊下を歩いて移動します。100パーセントの天然温泉で、地下1300メートル以上の地下から沸き出しているという説明です。地中に閉じ込められた数十万年の海水なのだそうです。確かに、お湯は塩辛い。

室内浴場、露天風呂、たる風呂、サウナ。湯につかりほうけて、何もしないぜいたくな時間を堪能できます。リラックスしていると、仕事や実生活に役立つアイデアが浮かんできました。

お風呂が主役ですが、無料のお休み処も特筆に値します。ここも畳の間で、見たところ十畳ほど。枕やブランケットも用意してあります。世界時計といった面白いインテリアが置いてあったり、作家物の美術作品も飾られています。室内の照明はやや暗めで、気を静めるアンビエントミュージックが流れています。瞑想(めいそう)的な心地がしてきます。

女性専用と、男女共用のスペースが区切られています。女性の利用者でも安心できます。どこからか、見ず知らずの人たちの寝息も聞こえます。見知らぬ人たちと共にするスペースは、あるようでないものでしょう。違和感なく、安心して寝転がるスペースは考えてみると不思議です。

てんぷらがアイスクリームのようにとろけた

お風呂、整体、お休み処で数時間くつろぎ、日が沈みました。この日の仕上げは夕食です。志楽亭は別館にあるそば処。てんぷらは、アイスクリームのように、とろける逸品です。この日は10月の連休。混みあって、ずいぶん待たされました。しかし、待つだけの価値はありました。

別館の志楽亭は菜食にこだわらないメニュー

別館の志楽亭は菜食にこだわらないメニュー

夕飯のお代は2人分で3000円ぐらいでした。お酒はいただきませんでしたが、銘酒の用意もあるようです。

小旅行を楽しむコツは、手持ちの荷物を減らすこと。移動で疲れては行楽が台なしです。私たちは、館内着とタオルのレンタルをうまく利用して、荷物を減らしました。

一人で行っても、家族でも、友だちとでも楽しめる良心的な施設に感じています。なにより、寝転がれる畳スペースでの充実感はすばらしく、スーパー銭湯などでも体験したことがありません。仕事で煮詰まったら、今度は一人でも行ってみるつもりです。

※本記事中の料金は執筆時のものです。

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木村邦彦
最近はまっているのは、禅関連の読書。(さらに詳しい自己紹介
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