【書評】『完璧主義は、オナ禁で治る』–オナニーは「悪い習慣」なのだろうか?

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筆者が成功のためにやめたもの

学業やビジネスが、何一つうまくゆかない。留年、破産…。苦い過去を振り返り、筆者の和田光太さんは、ある「悪い習慣」をやめることにしました。和田さんは語ります。

私達が成功するために考えなければいけないことは何かを「する」ことではなく、何かを「やめる」ことなのです。

シンプルライフや断捨離にも通じそうなアイデアです。では、筆者が「やめた」のは何でしょうか。それは「オナニー」でした。男性読者に向かって、次のようにささやきます。

私達男性が多くの場合夜、習慣のようにやっている自慰行為、オナニーを真っ先に止める必要があると、私は考えるのです。オナニーは悪魔です。自慰行為をした後、貴方はどう感じますか?私はオナニーをした後はどこか虚しい気持ちになって寂しくなっていました。

オナニー後は寂しい!オナニーは悪魔だ!筆者にとって、多くの男性諸君は、悪魔に魂を売り渡しているにひとしい。かくして、筆者は「断射」を勧めます。そして、この方法によって道は開け、奇跡が起きると宣言します。奇跡の例。プレゼントが当たった、祖母からお小遣いをもらった…などなど。

オナニーは本当に「悪い習慣」なのだろうか?

ここまで読んで、私は思いました。オナニーは本当に「悪い習慣」なのだろうか、と。

かつて、悪魔に魂を売って、才能を身につけた伝説の男がいました。ロバート・ジョンソンです。20世紀はじめに生きた伝説的なブルース歌手で、恵まれた才能があったにもかかわらず、27歳で死にました。彼の最期は、人妻との情事を夫に見つかり刺殺された、といううわさです。

どうして、こんな碌でもない死にざまなのでしょう。ありあまる性欲を、オナニーで解消していたら、もう少し長生きできたはずです。情欲のなかを生きた者たちの非業の死は、枚挙に暇がありません。

ローリング・ストーンズのリーダーだったブライアン・ジョーンズには、5人も私生児がいました。そんな彼の晩年は、最愛の恋人に愛想を尽かされ、その恋人を同僚に寝取られたあげく、自宅のプールで溺死しました。ニルバーナのカート・コバーンは、悪妻に殺されたともささやかれます。

成功をつかみかけた男性諸君には、淫靡な誘惑が手招きします。破滅的な男たちは、リスク回避のために、むしろオナニーで静かになった方が良いように思えてきました。

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木村邦彦
最近はまっているのは、禅関連の読書。日経テストの受験勉強も楽しい。AdobeとApple製品が大好きで、Photoshopは得意。AfterEffectの勉強中。(さらに詳しい自己紹介
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