【中島らものアルコール格闘記】酒に溺れ、アル中の症状が進む人生を語る

シェアする

中島らもさんは大好きな作家で、「明るい悩み相談室」シリーズなどを愛読した。書籍ではウィットな語り口なのに、ドキュメンタリー動画「逆境を生きる 酒に呑まれた日々~中島らものアルコール格闘記」を見るとまるで別人。

アル中といえば、私の二人の大叔父も、重度のアルコール中毒だった。彼らは、酒が入っていても、いなくても、ろれつはまわらなかった。彼らはしぼんだ風船のような姿で、人生を終えた。

さて、若かりし頃の中島らもさんは、シャキッとした好青年だった。「アップダウンクイズ」(1992年4月10日放送) [1]に出演した動画から、その勇姿を知る。しかし、アル中が進行すると、残念ながら、このシャキッとしていた姿には戻らない。

アルコールは、シンナー等の薬物と同じで、脳を溶かし、萎縮させる。脳に器質的な異常をきたす。断酒することで、元に戻らなくても、少しましな状態にはできる。しかし、患者の意思だけでは不可能だ。そのために精神病院へ入院して治療する必要がある。

思えば、友人のなかにも重度のアル中がいた。精神病院にせっかく入院しても、退院すれば、また酔っ払った声で電話がかかってくる。断酒の道のりは険しい。

中島らもさんは、地頭が良いので、脳にダメージがあっても創作活動はできただろう。しかし、地頭が悪い私のような人間は、脳のダメージで単なる廃人になってしまいかねない。身近にアル中がいた経験があるだけに、らもさんは尊敬するが、酒に依存する人生は避けたい感想を持った。

PR
木村邦彦
最近はまっているのは、禅関連の読書。日経テストの受験勉強も楽しい。AdobeとApple製品が大好きで、Photoshopは得意。AfterEffectの勉強中。(さらに詳しい自己紹介


スポンサーリンク