ウナギの結婚式 海の底で会いましょう

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140715

イラスト /筆者

完全養殖が難しく、乱獲で絶滅近くまで追いやられているウナギ。古くから食文化に深い関わりを持ってきた魚だ。ウナギの産卵については謎が多い。どこから来て、どこへ帰ってゆくのだろう。

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でっかいドジョウがウナギではなかった

卵を持つウナギを、川でつかまえることはできない。このことは、アリストテレスの時代からの謎だった。ウナギは、海で卵を産むのだろうとは想像されていた。産卵場の具体的な場所が、科学的な根拠をもって分かってきたのは、20世紀に入ってからのこと。

私は子どもの頃、ドジョウが大きくなるとウナギになると信じていた。皮膚呼吸ができるので、雨の日には、陸上を移動することもできる。食事は、川辺の小動物。この魚の故郷が、深い深い海の底というのは、どこかしら神秘的だ。

リビドーが海底へ導くだろう

十年近くかけて成魚となったうなぎは、水深が2,000m以上もある海の底へ向かう。誰に教えられるまでもなく、おそらくは性欲によって、暗い海の底へ導かれてゆくのかもしれない。そこでは、愛と死が待っているだろう。生まれた子どもたちは、再びシラスウナギとなって、親の故郷の川をめざすのだった。

もし、あなたにも、なぜか行ってみたい切に感じる場所があるならば。そこは、向かうべき価値がある正しい場所なのかもしれない。あなたが正しいと直感したことを、行ってみればいいだろう。

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